看護師の生涯賃金の実態

看護師は女性が9割以上を占める珍しい職業です。平均年収は470万円前後というデータがあり、女性労働者全体の平均年収の300万円台と比較すると、大幅に高くなっています。看護師の平均年収は全年齢で高く推移しており、中高年になると他業種と同様に収入の減少が見られますが、その減少幅も少ない傾向にあります。

また、一般的に景気動向に応じて他業種では平均年収が変動しますが、看護師の収入は不景気の影響を受けません。不景気でも高水準を維持したままなので、自分に合った職場や働き方を見つけることができれば、生涯安定した収入の得られる職業と言えます。総合病院や大学病院など病床数が多い医療機関では夜勤や超過勤務の手当てもあり、ボーナスもしっかり受け取れるなど福利厚生が充実している他、基本給も高いという特徴があります。

看護師の各年代の平均年収から生涯賃金を算出してみると、約1億8000万円というデータがあります。しかし、勤務先の医療機関の規模が大きい、勤続年数が長いなどの条件を満たせば、大学病院勤務で大卒の場合は3億円以上、専門学校卒でも2億5000万円以上の生涯賃金を得ている人もいます。勤続年数が長くなると指導的な立場に就くこともでき、専門看護師の取得などスキルアップの機会もあるため、努力次第でさらに収入アップを見込めるでしょう。スキルや経験を積めば、より良い条件でさらに高収入の得られる職場への転職も可能になります。

こうした背景を考えると、看護師は収入面をモチベーションにして働き続けることができる安定した職業だといえます。「自分一人でしっかり稼げるようになりたい」という気持ちがある女性であれば、看護師という職業は最高にマッチするでしょう。

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